■ 高校受験のポイント

面接。

目の前に居るのは初対面の大人。
しかも、「先生」と呼ばれる人達2〜3人に囲まれて、、、
音楽がかかってる訳もなく。
ただ、し〜んと静まり返った部屋の中、その「先生達」からの質問だけが聞こえる。
他人事じゃなく、その質問に「私」は答えていかなければならない。

、、、、いや、緊張しますって。
もう、何がどうしても緊張します。
練習して、練習して、練習して。
いくら少し慣れたからといっても緊張しない訳はありません。

でも、これだけは言えます。
誰も彼も緊張します。

逆に考えると、全員が緊張している以上緊張することがマイナス点に繋がる事はありません。


面接で見られることは、どんな人間なのか。
筆記試験では分らない、あなたの個性を見られます。
なので、こうすれば良いと言う事はちょっと言えません。
言えるとすれば、一言。 自分の良い所を見せつけて来てください。って感じでしょうか(^_^;)

なので、ここでは、だいたいの流れと注意しておいて欲しい点を挙げておこうと思います。
まず、具体的に何を見られるのか?

・外見
 身だしなみを整えているか、表情などからの印象
・性格
 責任感・積極性・明朗性・適応力・協調性など
・知性
 中学生としての常識や知能を持っているか、また受け答えは適切か。
・態度
 言葉遣い、礼儀作法はどうか。
・高校生活に対する意欲
 入学意識や、勉学意識。受験校の教育方針を理解しているか。目的意識を持っているか。
・生活態度
 家庭生活・学校生活に乱れは無いか。家族・友達との関係は良好か。

といったような事を見られています。

面接の流れ

1.控え室にて
身支度万全整えて、心を落ち着けて静かに待ちましょう。

2.名前を呼ばれたら
さぁ、いよいよ入室です。
・元気良く返事をする。
・軽くドアをノックする。
・なかから「どうぞ」と言われたら入室します。

3.部屋にはいってから
面接官の前に進み軽く一礼をし、
受験番号と名前をはっきりと言います。

4.椅子に座る。
「では、お座りください」
と勧められてから静かに座り、姿勢を正します。
※このとき、足はそろえて、手はひざの上におきます。

5.質問に答える。
下を向いたり、もじもじした態度はいけません。
面接官の目をあまりに直視するよりは、少しした(鼻から咽辺り)に目線を落ち着かせましょう。
質問をされたら、即答をする必要はありません。
自分の中で整理してから答えましょう。
また、分らないときは、素直に「わかりません」と答えましょう。
適当な答えをして、話がひろがってしまい後から分らないことを伝えるより余程良いです。

6.面接終了
「では、これで終わりです。」と言われたら、
「ありがとうございました」と述べたあと立ち上がり、
その場で軽く一礼をします。
出口のドアの手前でもう一度一礼をしてから退室します。


他に気をつけて起きたい事を少し。
・面接カード
学校によりますが、面接前に
志望理由・家族構成・趣味・特技などを記入させられる事があります。
自分のだけの事ではなく、家族の年齢、親の仕事場等も頭に入れておきましょう。
また、これを元に面接を行うことになるので、面接の一部だと思い適当には書かないように。

・運動機能検査
簡単な運動させ、健康状態や動作の機敏性をチェックすることもあります。
上着を脱ぐこともあるので、中のシャツやポケットの中身など、、、まぁ、、、
こんな日くらい、大丈夫、、、だよな(^_^;)?

・面接時の受け答えについて。
例えば趣味について聞かれた場合、、
「読書です。」
と突き放した答えをするのではなく、
「読書です。最近は○○を読みました。」
と一言付け加えた方が、印象が良いです。

また、解答を下書きなどして用意するのはかまいませんが、
丸覚えして答えるよりは、自分の言葉で答えましょう。
いくら回答の内容が良くても、
暗記している内容を忘れてしまってつまったり、棒読みになってしまうよりも
自分の言葉で答えましょう。
その為には、高校に入ったらどうしたいかや、自分について
たまには考える時間を持っておくのが良いと思います。

あとは、先にも述べましたが、
質問に対して即答する必要はありません。
聞かれてすぐに答えだしてしまい、取りとめの無い回答になってしまうよりは、
何を聞かれているのか良く理解し、自分の中で答えを整理してから回答しましょう。

最後に、毎年何人かの方が入試直前に、
「名札売ってます?」
って購買に来られますが、、、
買いに来て頂いて、その場でお渡し出来るものではありません。
正直無理やりカードを作ってどうにか出来ないこともありませんが、
きちんとしたものを付けていった方が当然良いです。
「名札が見当たらない・名札がえらい事になっている」方は
早めに購買部まで。