■ ところで偏差値って何?

なんだかたまに聞きますよね、「偏差値」

模擬試験を受験すると、成績欄の項目にも存在します。

大概、25〜75の数字が「偏差値」の欄にかかれているはずです。

これは、統計的な手法で導き出された数字で、そのテストを受けた全員に対して、自分はどれくらいの位置付けか?をあらわして居ます。

ただ、難しい話は置いておいてここでは間単に、以下のように考えてもらって良いと思います

平均点を50とし、どれくらいの割合で上下に自分の成績がずれているのか?


偏差値 上からの%
75
74
73
72
71
70
69
68
67
66
65
64
63
62
61
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
48
47
46
45
44
43
42
41
40
39
38
37
36
35
34
33
32
31
30
29
28
27
26
25
0.6%
0.8%
1.0%
1.3%
1.7%
2.2%
2.8%
3.5%
4.4%
5.4%
6.6%
8.0%
9.6%
11.2%
13.5%
15.8%
18.4%
21.1%
24.1%
27.4%
30.8%
34.4%
38.2%
42.0%
46.0%
50.0%
54.0%
58.0%
61.8%
65.6%
69.2%
72.6%
75.9%
78.9%
81.6%
84.2%
86.5%
88.8%
90.4%
92.0%
93.4%
94.6%
95.6%
96.5%
97.2%
97.8%
98.3%
98.7%
99.0%
99.2%
99.4%

まだややこしいですね(^_^;)

表を見ちゃってください

偏差値の数値の横に書いてある〜〜%ですが、
これは上からの割合を示しています。

仮に偏差値が75だとすると、上から数えて0.6%の成績です。
と言うことです。
偏差値が74だと、上から数えて0.8%の成績です。となります。
仮に1,000人の中学生が居るとすると、
偏差値74だと、8番目位の人。と言うことになります。
当然、10,000人の中学生が居ると偏差値74の80番目位の人になります。
なんとなく分ってもらえたでしょうか?(^_^;)

10,000人の中学生が仮に居るとすると、偏差値59の人は、
成績が10,000人中2,110番目位の人だと言う事になりますね。

偏差値50が全国的な平均と考えて良いと思います。
なぜこんなややこしいものを使うかと言うと、

仮に、「難しいテスト@」と「簡単なテストA」があったとし。
50人ずつ合計100人がそれぞれのテストを受けたとします。
結果、「@」の平均が30点「A」の平均点が70点でした。
このとき、「@」のテストを受けたAさんの点数が50点
「A」のテストを受けたBさんの点数が60点だった場合、、、

どちらが良い点数と言えるでしょうか?
これを解決するのが「偏差値」と呼ばれるもので、
平均点を偏差値50とし、平均点よりも高い点数になるにつれて、
60、70、80…となっていき、
平均点よりも低い点数になるにつれて、
40、30、20…と数字が小さくなっていきます。
要は平均点より、どれくらい良いのか悪いのか?
って話ですね。